“一丁目一番地” は “一丁目一番地” だった ~その1~

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 イワモト ヴァイオリン教室では
 専門家を目指す方だけではなく、趣味で習う方にも
 「正しい音程」 (正確な音程)
 「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
 基礎的な演奏技術を大切に指導し
 一音いちおん丁寧に
 各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。

 ヴァイオリンが本当に上手に弾けるようになりたい方は
 当教室のバイオリンのレッスンをぜひ受けてみてください。

一丁目一番地 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

最近よく

 “一丁目一番地”という言葉を耳にするのでネットで検索してみたところ

 「最初に実施すべき最重要な事柄をたとえていう語。」とありましたが

 実際には

 「最初」や“先頭”という意味合いで使われることもあれば

 「最重要な事柄」という意味合いで使われることもあると思います。

そして

 ヴァイオリンに関しても

 「最初」に使われてしまうことの多さでのみ“一丁目一番地”と看做されがちな課題に

 「最重要な事柄」も含まれていることからも“一丁目一番地”であると

 何時も再認識させられる譜例があり

 それはŠEVČÍK OPUS 1 PART 1の

ŠEVČÍK OPUS 1 PART 1 SEVCIK セビシック セヴィシック セヴシック セブシック ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 まさに最初のページの最初の小節の

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

です。

というのは

 私のサイトの『ŠEVČÍK OPUS 1 PART 1』のページにも書いたように

 ŠEVČÍKは、その学習者が学習すべき箇所を抜き出し、それを活用しながら練習する

 いわば「辞書」のようなものです。

 そのため

 SEVCIKを、番号順に学び進める…などという使い方は、

 あたかも国語の授業で辞書を

  あ

  ア

  ああ

  あああ

  ………

 などと読み進めてしまっているようなもので

 そのような使い方では、つまらなく辛いだけではなく、指導の効果も得られません。

 ですから

 国語で辞書を引き、その単語の使い方を説明したり活用しながら授業を進めるように

 学習者毎に学ぶべき課題を状況に応じて選び出し

 番号単位ではなく小節単位(時には半小節など)で範囲指定しながら

 その練習方法を指導する必要があります。

 

にもかかわらず

 ŠEVČÍKを、番号順に学び進める…という使い方をしてしまっている場合

 まさにŠEVČÍK OPUS 1 PART 1の最初のページの最初の小節の

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

 「最初」に使われてしまうことになりますが、実はこの小節には

 「最重要な事柄」も含まれています。

 

それは

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 レッスン ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

において

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

の音は

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

として音程を取りますが


ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

の音はどうするのか?という点です。

そして

 私のサイトの『ヴァイオリンの音程の取り方』のページや

 以前の記事でも示したように

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

 

というように

 [ソ][レ][ラ][ミ]の音で調弦されているヴァイオリンでは

 そのように左指で押さえない状態を開放弦(かいほうげん)といい0で示しますが

 例えば

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

という[シ]の音は

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

 

というように[レ]の開放弦と重音で綺麗に調和する音程よりも

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

 

というように[ミ]の開放弦と重音で綺麗に調和する音程のほうが高くなります。

けれども

 私のサイトの

 『Scales by Simon Fischer』(サイモン・フィッシャー/スケールズ

 のページで掲げた 

サイモン・フィッシャー スケールズ Scales by Simon Fischer ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 サイモン・フィッシャー

 スケールズ

 Scales by Simon Fischer

 ヴァイオリンをヴァイオリンとして奏でるための

 ヴァイオリンならではの音程の取り方の最低限のルールが掲げられている

 How to tune each note of the scaleの項目で 

HowToTuneEachNoteOfTheScale ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

(上掲の譜例の画像はHow to tune each note of the scaleの一部です)

 C majorにおける

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

の音程は

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

としてで示され

 の意味としてtune high,or relative to natural aboveとあることから

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

ではない、すなわち

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

よりも高い音程で取ることが示されています。

つまり

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

の音には

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

 

というように[レ]の開放弦と重音で綺麗に調和する音程と

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

というように[ミ]の開放弦と重音で綺麗に調和する音程の他に

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

よりも更に高い

ヴァイオリンの音程の取り方 バイオリン 音程

 

 

という音程が有り


ヴァイオリンの音程の取り方 バイオリン 音程

 

 

における

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

の音程は


ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

として取る

 などということは

 ヴァイオリンを正しく教え学び奏でる人達においては

 リアリティーのある“常識”として周知の事実です。

さらにいえば

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

の音を

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

で取る手順を踏まえなくても


ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

の音を

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

として直接正しい音程で取る方法を


 リアリティーのある“常識”として承知している

 ヴァイオリンを正しく教え学び奏でる人達であれば

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

における

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

の音も


ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

としてただ単に曖昧に高い音程で取るのではなく

ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

として確実に正しい音程で取る方法も

 リアリティーのある“常識”として承知している…などとわざわざ書く必要もない程に

 ヴァイオリンの基礎・基本として、初歩のレッスンの際から指導されている筈です。

 

ところが

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

における

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

の音程を


ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

として取ることを知らない…どころではなく

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

 

というように

 [ミ]の開放弦との重音で取ってしまう人達も居たりするのです。

さらには

 既述のような音程の取り方を

 リアリティーとして教え学び奏でる玄人とは異なり

 前の記事で書いたように素人がヴァイオリンに対して感じている

 表面的な印象や思い込みとしての“常識”でしか捉えられない人のなかには

ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

に関する既述のような音程の取り方など知らずわからず学ばずに

 イメージとして音程は音楽的に取るなどとそれっぽく(笑)語りながら

 チューナーやピアノや指板に貼ったシールで音程を取らせてしまいながら

 あとは音色、音色…と抽象的な世界に逃げ込み興じ

 リアリティーからの逃避、すなわち現実逃避をしながらそれっぽく(笑)弾くだけ

 という有様の者も居たりするのです。

そして

 例えば

 「日本語の用例集というのは、日本語を正しく綴る練習をするための教本」であり

 「日本語の用例集を使うなら、日本語の文字の読み書きができていないと使えない」

 のと同じで

 「音階練習の教本というのは、音程を正しく奏でるための練習をする教本」であり

 「音階練習の教本を使うなら、音程の取り方がわかっていないと使えない」ことに

 なるにもかかわらず

 音程の取り方も知らずわからず学ばずに音階練習の教本を復習いながら闇雲に弾き

 ヴァイオリンの音程はいずれ良くなる…と思っていたりするのですが

 そんなことをしていては、何時までも暗闇(くらやみ)のなかを彷徨うだけです。

くらやみ祭 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

(もっとも上掲のお祭りは“くらやみ”とはいえ、彷徨うことはないようです(笑))

 

そうしたことから

 既掲の

 ŠEVČÍK OPUS 1 PART 1の

ŠEVČÍK OPUS 1 PART 1 SEVCIK セビシック セヴィシック セヴシック セブシック ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 まさに最初のページの最初の小節の

ヴァイオリンの音程の取り方 音程 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

を目にする度に

 ヴァイオリンの正しい音程の取り方を正しく伝えなければ…と

 ヴァイオリンを奏で学び教える者として、いつも身の引き締まる思いがするとともに

 「最初」に使われてしまうことの多さでのみ“一丁目一番地”なのではなく

 「最重要な事柄」も含まれていることからも“一丁目一番地”であることから

 この記事で

 『“一丁目一番地” は “一丁目一番地” だった ~その1~』と題しました。

ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

(狛江教室の最寄り駅の近くで見かけた看板です)

 

ちなみに

 私のレッスンでは

 ヴァイオリンを単にイメージとして捉えることなど決してなく

 ヴァイオリンを常にリアリティーのあるものとして捉え

 既述のような音程の違いに留まらない

 ヴァイオリンをヴァイオリンとして奏でるための音程の取り方は言うに及ばず

 ヴァイオリンをヴァイオリンとして奏でるための演奏の技術を

 一音いちおん丁寧に指導しています。

そして

 以前の記事の『ヴァイオリンの都合』でも書いたように

 「毎週レッスンに通う」なかで

 ヴァイオリンをヴァイオリンとして奏でるための音程の取り方や

 ヴァイオリンをヴァイオリンとして響かせるための運弓の方法を

 大量やまとまったエチュードや番号単位ではなく

 時には数段や数小節で具体的に指導され

 一音いちおん耳を傾けながら丁寧に奏で続けることで漸く

 “自分の都合”というものが影をひそめ

 “ヴァイオリンの都合”が優先され

 「確実な演奏」「きちんと正しくヴァイオリンを弾く」ことが

 できるようになるのです。

 

ということで

 この記事ではŠEVČÍK OPUS 1 PART 1の最初のページの最初の小節を例に挙げて

 ヴァイオリンにおけるヴァイオリンならではの音程の取り方について書きました。

そして

 次の記事ではヴァイオリンの名曲において

 ヴァイオリンにおけるヴァイオリンならではの音程の取り方を知らないと

 「最初」の一音で、聴き手を魅了…ではなく、ずっこけてしまう(笑)

 「最重要な事例」があるので、それについて

 『“一丁目一番地” は “一丁目一番地” だった ~その』の次の

 『“一丁目一番地” は “一丁目一番地” だった ~その』で

 書きたいと思います。

 


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