011 イザイ/無伴奏ヴァイオリン ソナタ

本当に上達したい方のためのヴァイオリン教室です ヴァイオリン教室 バイオリンレッスン

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 イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。

 イワモト ヴァイオリン教室では
 専門家を目指す方だけではなく、趣味で習う方にも
 「正しい音程」 (正確な音程)
 「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
 基礎的な演奏技術を大切に指導し
 一音いちおん丁寧に
 各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。

 ヴァイオリンが本当に上手に弾けるようになりたい方は
 当教室のバイオリンレッスンをぜひ受けてみてください。

ツィンマーマン イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲) ZINMERMAN Ysaÿe Six Sonates pour Violon Seul and Ysaÿe Sechs Sonaten für Violine solo G.Henle Verlag ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

前の記事で書いたように

 マスネー作曲タイスの瞑想曲のヴァイオリンのソロの冒頭では

マスネー/タイスの瞑想曲 Meditation de Thais ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 というようにA線の第3ポジションで弾き始める場合が殆どで

 ヴァイオリンで第3ポジションは左手の掌が楽器の右肩に当たるように取り

マスネー/タイスの瞑想曲 Meditation de Thais ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 これもまた前の記事で書いたように

 ヴァイオリンならではの音程の取り方で

マスネー/タイスの瞑想曲 Meditation de Thais ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 

 

 

の音を弾きます。

ところが

 そうしたヴァイオリンならではの左手の構え方も知らずわからず習わず

 そうしたヴァイオリンならではの音程の取り方も知らずわからず習わない素人も居て

 そのため

マスネー/タイスの瞑想曲 Meditation de Thais ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 という短い音形においてさえも…というより、短い音形であるが故に

 誰もが音を記憶していられる僅か数音において

マスネー/タイスの瞑想曲 Meditation de Thais ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 の音程が不安定で統一できていない有様の演奏になってしまうのです。

そして

 リアリティとしての既述のような奏法も音程の取り方も知らずわからず習わない人が

 イメージで音楽…云々とそれぽっく(笑)論じ、それらしく弾いている有様は

イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ Ysaÿe Six Sonates pour Violon Seul ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 ではなく

 下掲こそが「アヒル」だと言っているようなものです(大笑)

イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ Ysaÿe Six Sonates pour Violon Seul ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

しかも

 素人というのは、その物事の素人の話にこそ共感してしまい

 素人というのは、その物事の素人が玄人っぽく語ると感心してしまうことから

 リアリティとしての奏法も音程の取り方も知らずわからず習わない既述のような者が

 イメージばかりそれぽっく(笑)論じ、それらしく弾くようなやりかたを教えると

 それが演奏技術ではなく演奏偽術だとは気づかない初心者もまた

 リアリティとしての奏法も音程の取り方も知らずわからず習わないまま

 イメージとしてそれぽっく(笑)奏で、それらしく弾くだけの指導に就き従う有様は

 まさに下掲にも似た状況を想起させられます。

イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ Ysaÿe Six Sonates pour Violon Seul ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

ですから

 せっかく好きで習い始めて真剣に学び奏でたい…と思っていたヴァイオリンで

 リアリティとして本来のヴァイオリンの奏法や音程の取り方を習えている人と

 イメージとしてそれっぽく(笑)語られ、それらしく奏でるだけになっている人では

 同じようにレッスンを受けているようでも、進む先が異なってしまっているのです。

分かれ道 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

では 

 はたしてそのヴァイオリン教室で教えている内容は

 リアリティとしてきちんと学び弾き、まさしくヴァイオリンの奏法が学べているのか

 イメージとしてそれっぽく(笑)奏で、それらしく弾くだけのレッスンなのか

 ということを見分けるためには

 前の記事で掲げた『バガニーニ指標』もひとつの判断基準になると思います。

そして

 もうひとつの指標として

 『イザイ/無伴奏ヴァイオリン ソナタ』をどう捉えるか?ということもまた

 リアリティとしてきちんと学び弾き、まさしくヴァイオリンの奏法が学べているのか

 イメージとしてそれぽっく(笑)奏で、それらしく弾くだけのレッスンなのか

 ということを見極める判断の拠り所になると考えています。

というのは

 私のレッスンでは、私のサイトで掲げた

 『イザイ/練習曲と音階』を使っている…ではなく

 『イザイ/練習曲と音階』を初心者のレッスンの際も使っている…でもなく

 『イザイ/練習曲と音階』を初心者のレッスンでこそ使っている…と書くと

イザイ/練習曲と音階 YSAŸE Exercices et gammes ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 「あの難しい無伴奏ヴァイオリンソナタを書いたイザイの音階教本を

  初心者に使わせるだなんて、どうかしている」

 という声が聞こえて来そうですが(笑)

 それこそがまさに

イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ Ysaÿe Six Sonates pour Violon Seul ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 ではなく

イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ Ysaÿe Six Sonates pour Violon Seul ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 しか知らない人の意見なのです。

何故なら

 『イザイ/練習曲と音階』と聞くと

 下掲のような譜面を想起するのかもしれませんが

イザイ/10の前奏曲集 YSAŸE DIX PRELUDES Op.35 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 これは『イザイ/10の前奏曲集』の譜面で

イザイ/10の前奏曲集 YSAŸE DIX PRELUDES Op.35 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン
イザイ/10の前奏曲集 YSAŸE DIX PRELUDES Op.35 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

YSAŸE

Op.35

DIX PRELUDES

 既述の『イザイ/練習曲と音階』の譜面は

 このようなものなのです。

イザイ/練習曲と音階 YSAŸE Exercices et gammes ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

ですから

 私のサイトにも書いたように

 『イザイ/練習曲と音階』という教材は

 『イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ』と同様に高度で難解な音階教本であると

 思われてしまいがちですが

 実際は

 イザイが断片的に書き記したものをもとに

 門弟達の意見も汲んだものを、かのシゲティが編んだ音階教本であり

 イザイが即興的に日々練習していた基となる素材を纏めた音階教本なため

 決して、無伴奏ヴァイオリンソナタのような高度なものではなく

 そうしたイザイも日々練習していた基となる素材という点で

 即興的に改編したりせずにそのまま使えば、むしろ初心者向けの教材となるのです。

イザイ/練習曲と音階 YSAŸE Exercices et gammes ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

YSAŸE

Exercices et gammes

(なお

 これも私のサイトイザイ/練習曲と音階のページにも書いたように

 この教本には明らかな間違いが2箇所ありますが

 もちろん訂正して使用しています)

そして

 イザイ自身がヴァイオリン弾きであったことから

 『練習曲と音階』がヴァイオリン弾きならではの練習の要素で構成されているように

 『無伴奏ヴァイオリンソナタ』もまたヴァイオリン弾きならではの音形が並び

 一見複雑でも、実際にはヴァイオリンとして弾き易く

 それに対して例えば

 ベートーヴェンなどヴァイオリンを弾いた…とはいえ極めて素人の奏者でしかなく

 その作品はいろいろな点でむしろヴァイオリンでは弾き難い音形に溢れています。

そのため

 例えば

 イザイよりもベートーヴェンのほうが弾くのが簡単…などと言っているのは

 アヒルは飼うのが簡単…というものの、実はそれは下掲だった、というようなもので

イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ Ysaÿe Six Sonates pour Violon Seul ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 それに対して

 イザイよりもベートーヴェンのほうが弾くのが難しい…と言っている人こそは

 飼っているアヒルというのが、まさに下掲だった…というようなもので

イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ Ysaÿe Six Sonates pour Violon Seul ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 そのどちらが、イメージとしてそれっぽく(笑)奏で、それらしく弾くだけなのか

 そうではなく、リアリティとしてそのものとして奏で、まさしく弾いているのか

 ということは明らかです。

そうしたこともあって

 無伴奏ヴァイオリンソナタは一見複雑でも、実際にはヴァイオリンとして弾き易く

 フランク・ペーター・ツィンマーマンは

 イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタを10歳の頃から弾いていたそうですし

 バッハ/無伴奏ヴァイオリン ソナタ&パルティータを弾く準備として弾いていると

 言っていました。

という

 フランク・ペーター・ツィンマーマンによる

 イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタの録音は

 この作品のひとつの理想とも言える演奏になっているだけではなく

 既述のように10歳の頃から弾いているというだけのことはあり

 様々なCD…というよりも

 膨大なCDを次々と聴き続けていた玉木宏樹氏も

 「私は過去、リッチ、クレーメル、ベンヤミン・シュミットを持っているが、

  そのすべてを凌駕してる」

 「BGMとしても聴けるということは素晴らしい。

  というのも他の演奏家はハラハラドキドキして

  安心して聴いていられないからだ。」

 とネット上の日記に綴られていました。

ツィンマーマン イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲) ZINMERMAN Ysaÿe Six Sonates pour Violon Seul ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

ツィンマーマン

イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲)

そして

 イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタの楽譜としては

 従来の楽譜に対して

Eugène Ysaÿe Six Sonates Pour Violon Seul, Op. 27 G.SCHIRMER ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

Eugène Ysaÿe

Six Sonates Pour Violon Seul, Op. 27

G.SCHIRMER

 演奏の際にページをめくるのに支障がないように構成された楽譜も出版されたので

Ysaÿe Sechs Sonaten für Violine solo G.Henle Verlag ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン
Ysaÿe Sechs Sonaten für Violine solo G.Henle Verlag ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

Ysaÿe

Sechs Sonaten für Violine solo

G.Henle Verlag

 冒頭では一応この楽譜とツィンマーマンのCDを一緒に並べて撮りましたが

ツィンマーマン イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲) ZINMERMAN Ysaÿe Six Sonates pour Violon Seul and Ysaÿe Sechs Sonaten für Violine solo G.Henle Verlag ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

 ツィンマーマンが既掲のCDを録音した頃にはこの版は未だ無かった…というよりも

 10歳の頃からこの曲を演奏しているツィンマーマンにしてみれば

 この曲を演奏する際に楽譜のページをめくるのに…云々などということは

 無関係であることは言うまでもありません(笑)

 

ちなみに

 私のレッスンでは既述の『バガニーニ指標の記事で書いたように

 『パガニーニ/24のカプリース』をレッスンしている生徒さんが複数居ますが

 そのように

 『パガニーニ/24のカプリース』をレッスンし始めている生徒さんには

 『イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ』もレッスンしています。

と同時に

 そこまでのレベルに達している生徒さん方だけではなく

 そこまでのレベルに達していない生徒さんにも既述の

 『イザイ/練習曲と音階』をレッスンで使うことによって

 イメージとしてそれっぽく(笑)奏で、それらしく弾くようなヴァイオリンではなく

 リアリティとしてそのものとして奏で、まさしくヴァイオリンをヴァイオリンとして

 奏でられるように一音いちおん丁寧に指導しています。

 


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