通常のヴァイオリンの音階教本としては
初心者には『小野アンナ/ヴァイオリン音階教本』
上級者には『カール・フレッシュ/スケール・システム』が
用いられて来ており、それらは今後も使われ続けると思いますが
そこには音階が並んでいるだけで、その音階を学ぶための
そうしたなか
Scales by Simon Fischer(サイモン・フィッシャー/スケールズ)では
本編では従来からの奏法や学習方法がまとめられていることに加えて
How to tune each note of the scaleの項目では特殊な記号を用いてまで
(上掲の譜例の画像はHow to tune each note of the scaleの一部です)
しかしながら
上記の書籍を購入してみても、ヴァイオリンの音程の取り方がわかっていなければ
その意味するところも、その指示する響きを実際に奏でることも困難であるうえに
上記で示されたヴァイオリンの音程の取り方は最低限のルールでしかありません。