ヴァイオリンがうまくなるインソール? しかし…

本当に上達したい方のためのヴァイオリン教室です ヴァイオリン教室 バイオリンレッスン

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 イワモト ヴァイオリン教室では
 専門家を目指す方だけではなく、趣味で習う方にも
 「正しい音程」 (正確な音程)
 「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
 基礎的な演奏技術を大切に指導
 一音いちおん丁寧に
 各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています

 ヴァイオリン本当に上手に弾けるようになりたい方は
 当教室バイオリンレッスンをぜひ受けてみてください。

テーブルのオブジェ ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

私にとって日曜日は

 学生時代は、朝から晩まで練習レッスン演奏に追われ

 その後にも、朝から晩まで練習レッスン演奏に追われ

 変わったことといえば、そうしたレッスンが習う側から教える側になったくらいで

 まさに日曜日らしい日曜日、つまり完全な休日を経験したことがありません。

それに

 もしも日曜日らしい日曜日、つまり完全な休日が有ったとしても

 結局はヴァイオリン練習ばかりしてしまうでしょうし

 更にはヴァイオリン練習ができなかったとしても

 何時もヴァイオリンのことばかり考えている…ということで

 普段と大差ないと思います(笑)

 

そうしたなか

 昨年、発表会の直前ということでレッスンではなくリハーサルだけの日曜日があり

 その為普段のレッスンとは異なる指導必要とはいえ時間的には短時間で済み

 日頃は決して帰宅することのない時間に帰ることができました。

そこで

 ニュースでも観たいと思い、ふとTVを点けると、街歩きの番組が放送されていて

 その対象地域が千歳烏山だというのに

 ある喫茶店は、仙川にあるホームセンターのすぐ隣のお店でしたし

 ある葡萄園は、仙川に行く際に必ず脇を通る場所にあり

 ある料理屋は、仙川にある行き付けのヴァイオリン工房の職工の方が

 私を何回も連れて行ってくださったお店…といった具合で

 そこは千歳烏山ではなく仙川だろう…と思う所が少なくありませんでした。

とはいえ

 明らかに千歳烏山にあるお店にも出かけていて

 ハッチェリーという、プロの運動選手も利用する

 インソール、つまり靴の中敷きのお店に入っていきました。

Hatchery 足にこだわるオーダーインソールのお店 ハッチェリー ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

Hatchery

足にこだわるオーダーインソールのお店 ハッチェリー

http://hatchery.jp/

すると

 店員さんの指示通りに、番組出演者の一人が両手を頭の後ろで組み

 出っ張った腕に人がぶら下がると、人の体重で体が傾く…というのは当然ですが

 店員さんが出したインソールの上に立ち、同様に両手を頭の後ろで組み

 出っ張った腕に人がぶら下がっても、今度は体が傾かないシーンに驚かされました。

では

 何故、そのインソールの上に立つと、そのような力が発揮できるのかというと

 店員さんの説明によると、足がしっかりと着地することで足元が全くブレなくなり

 土台がしっかりすると建物が安定するのと同じで

 足元がしっかりして、身体が安定したからだ…という説明がありました。

そして

 既述のように

 何時もヴァイオリンのことばかり考えている私としては

 これはヴァイオリン演奏にも何らかの効果が得られるのではないか

 と思いました。

 

ということで

 既述のように発表会の直前なのでレッスンではなくリハーサルだけの日程で

 普段とは違って時間が取れるので、早速翌日、そのお店に出掛けた…ところが

 事件が発生したということで、そのお店に向かう道路が封鎖されているだけでなく

 https://matome.naver.jp/odai/2147969989962619001

 迂回した裏道では、今度はTV局の取材記者に質問攻めにされたものの

 何しろ普段は来ない町なので何も答えられないでいると、ますます質問されるという

 大変な思いをしながら、ようやく目的のお店に着きました。

Hatchery 足にこだわるオーダーインソールのお店 ハッチェリー ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

Hatchery

足にこだわるオーダーインソールのお店 ハッチェリー

http://hatchery.jp/shop.html

そして

 その番組中で行われたのと同じことを私にもしてくれて、結果は同じでしたが

 その商品の

 http://hatchery.jp/service/baranceinsole.html

 ベーシックモデルでは身体に一気に負担がかかるので

 ソフトタイプがいいのでは?と言われました。

ところが

 履いた印象だけでも

 ベーシックモデルが硬いのに対して、ソフトタイプでは柔らかすぎるので

 これではヴァイオリンを弾いた時の音が悪くなると考え

 持参したヴァイオリンで音の違いを確かめたいと言いました。

 

けれども

 「運動選手でも色々な競技の方がいらっしゃいます

  ヴァイオリンを弾く方というのは初めてです」と言う店員さんは

 何しろ既述のような規制線が張られている事件現場の目の前で

 ヴァイオリンの音を出すということが憚られると感じたためか

 「お店で音を出されるのは、ちょっと…」と渋られるので

 話し声よりも小さな音であれば問題ないでしょう?と説得して

 先ず、何もない床の上で簡単にスケールを小さな音で弾き

 次に、既述のベーシックモデルの上で同じように弾きました。

すると

 何しろ全音域とも音が朗々と鳴り、太く濃い音に変化した有様は劇的で

 ヴァイオリンの音を至近距離で聴くのは初めて…というよりも

 ヴァイオリンの音にさえこのインソールが劇的に影響することに店員さんは驚き

 「ここまで音が変わるんですか!」とあげた声は

 私の演奏の音よりも遥かに大きいものでした(笑)

そして

 既述の番組中の説明でもあったように

 土台がしっかりすると建物が安定するのと同じで

 足元がしっかりして、身体が安定することで、身体の安定が図れる状態は

 ヴァイオリン演奏では特に右手の運弓(ボーイング ボウイング)に大きく影響し

 余計な力を入れないことで、いわば不安定な状態でもある身体の上で

 これもまた力を入れないで、まさに自在に弦の上を行き来する運弓が安定する有様は

 まるで空中に有るテーブルの上の飲み物が安定して零れないかのように感じました。

テーブルのオブジェ ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

(西麻布教室の近くで見かけた看板です)

しかし

 ベーシックモデルではそのように明確な音の変化が得られたものの

 ソフトタイプでは、やはり私の予想通り音の変化は然程得られませんでした。

 

そこで

 既述のように店員さんとしては

 ベーシックモデルでは身体に一気に負担がかかるということで心配されていましたが

 ベーシックモデルを2セット購入し

 1セットは

 普段よく履き、その日も履いてきた靴の形状に削っていただき

 出掛ける時は、必ずそのインソールを入れた靴で出歩くようにすることで

 練習できない移動中にも身体の矯正ができるようにするとともに

 1セットは

 室内用として、何も削ることなく、そのままにしていただき

 練習の際には、必ずそのインソールの上で弾くようにしました。

 

けれども

 ひとつには

 既掲のベーシックモデルを購入したい…というだけならネットでも買えますが

 既掲のベーシックモデルを履く際に留意すべき点は、お店で説明を受けないと

 わからない内容もありますし

 ひとつには

 既掲のベーシックモデルを購入して練習していただけでは、必ずしも効果的ではなく

 既掲のベーシックモデルを履く際に留意すべき点とともに、運弓上の注意点もあり

 更にはベーシックモデルをそのまま使用したのでは音的に好ましくない点もあるため

 最近になってようやく、下掲のような組み合わせが最良であることがわかりました。

インソール と 下駄 ヴァイオリン教室 バイオリン レッスン

     (上掲の写真の

      上側が、既述のインソールと下駄の組み合わせで練習中に使用し

      下側が、既述のインソールの普段履く靴に入れているもの)

 

ということで

 既掲のベーシックモデルの留意点と併せて考えるべき運弓上の注意点は何か?

 既掲のベーシックモデルと組み合わせた下駄はどのような構造のものなのか?

 ということについては、レッスンの際にお伝えしています

 


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